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施設

1.育苗ハウス

当農園では、殺虫剤を使用しないので、害虫対策にはあの手この手を尽くしています。
その一つが育苗ハウスです。
以下の写真のものは当農園が設計・施工したものです。
無農薬栽培に限らず、減農薬栽培であっても、性能の優れた育苗施設を使えば、より安全な野菜を作れるだけでなく、手間を省き失敗率を減らせます。
ご希望があれば、このような施設を安い日当で設計・施工いたします。
育苗ハウスの全景 育苗ハウスの全景
害虫対策を徹底しています。
東(右)側の入口は2重扉、側面4面と屋根1面の換気部はすべて内側を防虫ネットで被ってあります。
5面換気のため、夏でも丈夫な苗ができます。
西(左)側は、西日を効率的に取り込めるよう、傾斜させてあります。
育苗ハウスの内部 育苗ハウスの内部
害虫と病気の被害を防ぐため、苗は地面に置かず、棚の上に並べます。
棚は、光を効率的に受けられるよう、南傾斜にしてあります。
1棟のハウスの中で、同時に4段階の温度設定ができるように、空間を分けてあります。
1年をとおして、温床踏みこみや電熱線による発熱は利用せず、太陽エネルギーを手製の蓄熱器に蓄え、寒さをやわらげています。
ただし、厳寒期にナス科の夏野菜(トマト、ピーマン、なす)を発芽させる時は、数ワットしか電気を消費しない電気アンカを発泡スチロールの容器に入れて、発芽させます。
棚の脚 棚の脚
苗を置く棚は、害虫が地面から這い上がってこないよう、水受けで浮かしてあります。
それでも春先に、作業者の衣服に付着したアブラ虫が苗に落ちることがあります。
その場合は、ピンットで1匹1匹取り除たり、天敵を放ちます。
これでほぼ完璧です。

2.防虫ネット

当農園では、防虫ネットを通年で多用しています。
防虫効果だけでなく、防風、防鳥、防雹、防雪など、たくさんの効果があります。
耐久性があり、10年以上も使えます。
そら豆にかけたネット そら豆にかけたネット
防虫というと、夏が中心と思われがちですが、晩秋から早春にかけてアブラ虫につかれると、晩春以降に畑全体に飛散してしまい、とても厄介です。
そら豆は11月の中旬にまきますが、播種と同時にネットをかけ、翌春の追肥までいっさい開けません。
昨シーズンは、作付け位置が決まらず、直播の代わりに定植した関係でアブラ虫につかれ、4月になってテントウ虫をたくさん付け、どうにか飛散を防ぐことになりました。



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