天気・災害

百姓雑話

第216話 恵みと脅威

関東地方では2月にもっとも雪が降ります。2年前の2月の大雪では左の写真のように20cm以上も積りました。農業を始めてから四半世紀がたちましたが、これほどの大雪はこれを入れても2回しかありません。この時は関東地方やその周辺でビニール・ハウスな...
百姓雑話

第142話 問題製造業

これからの2ヵ月は年間でもっとも厄介な季節である。とりわけ台風による暴風と害虫による被害は悩ましい。前者は、野菜の被害だけではなく施設を破壊することもあるので、なおさらである。農業の宿命とはいえ、厳しい現実である。離農する農民が後を絶たない...
百姓雑話

第119話 天気を読む

人は弱い。横着である。そして、自分がもっとも可愛い。だから、いつも言い訳を用意している。もっとも口にする言い訳は「時間がない」である。次は「お金がない」かもしれない。幼い子どもでさえ、親に叱られれば、「だって、・・・・・・」と言い訳をする。...
百姓雑話

第114話 災い転じて福と成す

今月8日、何十年ぶりかの大雪になり、農場周辺では40cm以上も積もった。写真のように、70cmくらいの高さがあるビニール・トンネルがほとんど埋もれてしまった。温暖化のためか、あるいは寒冷化のためか、根本的な原因はわからないが、人間も野生の生...
百姓雑話

第102話 異常気象と農業経営

今年は、夏から秋にかけ異常気象に何度も翻弄され、私たち皆生農園も苦労した。その影響で、秋から冬にかけて暴落しやすい野菜が今年は高どまりしている。被害をうけた農家はもちろん、消費者も大変である。ちなみに、生鮮野菜は2割品薄になると、末端価格は...