百姓雑話

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第361話 農耕は人類を幸せにしたのか

1955年、 文化人類学の古典ともいえる著書「悲しき熱帯」がフランスで刊行されました。文化人類学者レヴィ=ストロースが1930年代にブラジルの少数民族を訪ねた旅の記録をまとめた紀行文で、ヨーロッパ文明への批判が根底にあり、世界的に注目された...
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第360話 豊かさの限界(1)

この近辺でも稲刈りが始まった。私は、穀倉地帯で生まれ育ったため、たわわに実った稲穂を見ると溢れんばかりの豊かさを感じる。パンや麺類などの小麦加工品をほとんど食べない私にとって、米こそが命の糧だ。 ところで、豊かさを画一的に認定・規定す...
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第359話 選手

国民の半数以上の反対を押し切って、東京オリンピックが始まりました。開催の賛否を問われると、私は返答に迷ってしまう。開催すれば、どう対策しても、コロナ患者の増加に拍車をかけることは想像に難くありません。 しかしその一方で、中止されれば、...
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第358話 農業衰退の原因(10)

1970年代後半から、日本の農業は衰退の一途をたどってきた。なぜこうなってしまったのか、農業現場から私なりに考えてきたことを述べてみたい。 前話では農業衰退の原因として食べ物の変化を指摘したが、今話では食べ物の変化の根底にある食べ物へ...
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第357話 農業衰退の原因(9)

1970年代後半から、日本の農業は衰退の一途をたどってきた。なぜこうなってしまったのか、農業現場から私なりに考えてきたことを述べてみたい。 先進7カ国の中で、長らくデフレが続いているのは日本だけである。日銀が2%のインフレ目標をあげ金...