百姓雑話

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第343話 厄介な時代になった

私の畑の周辺にも戦後植えられたスギの木がたくさんあり、写真のように道路沿いではゴミ捨て場となっています。春ともなると、そこから恐怖の黄色い粉が舞ってきて、多い時には野菜などに積もります。50年ほど前からスギ花粉症の私にとっては、まさに厄介な...
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第342話 農業衰退の原因(1)

1970年代後半から、日本の農業は衰退の一途をたどってきた。なぜこうなってしまったのか。 私が一言で表現するなら、「職業として農業を営んでも喰っていくのが難しいから」となる。他にもいろいろな原因はあるが、突きつめれば、これに尽きるだろ...
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第341話 私はパンを食べません

この頃、町のケーキ屋さんが減っているそうです。製パン会社やコンビニのケーキに押されたためかと思っていたら、そうでもないらしい。ケーキよりも値段が手ごろなパンにシフトしているとテレビが伝えていました。それも、食パン・ブームとか。わが家の近くに...
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第340話 じっくり考える

日の出がもっとも遅くなった。この時期は忙しくないので、暇にまかせて、うつらうつら考え事をしていると、恐ろしくなることもある。 地球上の生物はおよそ40億前に誕生し、それ以来、少なくても5回は絶滅の危機に瀕したそうである。いわゆる「ビッ...
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第339話 見えない世界へ

研修生のS君は片道1時間かけて茨城県霞ヶ浦市から通ってきます。日暮れの時刻がもっとも早い季節になり、彼が帰る頃は暗くなっています。皆生農園の農場は純農村地帯にあり、月の出ていない晴れた夜であれば、小さな星までがキラキラ輝いて見えます。 ...