社会・政治

百姓雑話

第377話 豊かさの限界(2)

かつて、第360話「豊かさの限界(1)」で日本社会が豊かさの限界に達したと述べました。今やこの社会現象が世界の隅々でも起きています。 前世紀の終わりごろからグローバリゼーションの津波が世界をのみこんできました。その波に乗れた一握りの者...
百姓雑話

第376話 歴史に深く刻まれた2022年

昨年は歴史に深く刻まれるような激動の年だった。 コロナ禍に加え、ウクライナ戦争と世界的なインフレが勃発し、人類は狂気の淵でもがき、なかなか抜け出そうにない。これらは今年も続く恐れがある。古希になった今にいたるまで私は、人類がこんな世界...
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第373話 財産を食いつぶす

私が営農している地域でも耕作放棄地が年々増えている。右側が私の農地で左の耕作放棄地からはクズが侵入してきて困っている。こんな草だらけの放棄地も5年ほど前までは老夫婦が耕作していた。耕作をやめれば、あっという間に草に覆われてしまう。4...
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第372話 中間搾取

脱サラ就農してから8年ほど、大きな農業生産法人にお世話になった。その法人は、当時100戸ほどの農家からなり、生協や共産党系の婦人団体などに販売していた。その生協は宅配と店舗での販売をしていたが、ときどき農家が販売促進として店舗に駆り出された...
百姓雑話

第371話 日本の食料リスク(5)

去年の秋から今春にかけて、玉ねぎが異常に高かった。私は、30年以上農業を続けてきたが、こんな記憶がない。昨年、国産玉ねぎの約8割を占める北海道産が雨不足のために不作となり、くわえて輸入玉ねぎのほとんどを占める中国産も不作で輸入量が減ったため...