研修受入・就農支援

はじめに

私は1990年、脱サラし地元の農家で研修し始めました。当時はバブル最盛期で、農家は使ってない農地を宅地として高く売りたいと思っていて、なかなか駆け出しの者には農地を貸してくれませんでした。2年後、やっと借りられた農地も地主の勝手な都合で移転させられ、移転した先でも地主家族の相続問題に巻き込まれ、再度の移転を余儀なくされました。

今では行政支援もかなりあり新規就農しやすくなりましたが、非農家出身の者が新規就農しようとすると、いくつもの高いハードルを越えなければなりません。新規就農者が、それらの厳しい現実に負けないで、喰える農業を営め志を果たせる一助になればと、2001年から16名(短期研修生を含めれば50名以上)の方々の研修を受け入れた参りました。現在まで、6名の方が営農し続けておられます。

今後とも研修生を受け入れるとともに、ご希望があれば就農支援もいたします。

皆生農園 代表 鴇田 三芳

研修など

長期研修(1年以上)
新規就農の意思がかたまった方を対象にした、きわめて実践的な研修です。研修費は無料です。
短期研修(夏季)
既に就農している方と就農を希望する方を対象にした研修です。多種類の野菜を有機栽培する夏場がもっとも難しいため、もっとも有効な時期です。研修費は無料です。
週末研修
就農を検討している方を対象に、体験的な研修を日曜日に行ないます。研修費は無料です。
訪問助言
既に営農している方の農場に訪問し、生産、販売、経理など多岐にわたる課題や問題に対し助言いたします。交通費と日当をいただきます。

就農支援

皆生農園での長期研修を終了し、この周辺で就農しようとされる方には、行政への働きかけを含め、可能な限り支援いたします。