百姓雑話

第324話 食の激変

今年は、6月中に梅雨が明け、台風が本州南岸を東から西へと逆走した。梅雨明け後から記録的な猛暑が続き、野菜の収穫量が減り価格が値上がりした。秋から冬にかけて不作による値上がりはよくあるが、夏にこんなことが起こるのは極めて珍しい。また当地では、...
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第317話 冬の時代

今日は立春。暦の上ではこれから春が始まる。早朝の気温はこの頃がもっとも冷えるものの、西高東低の冬型の気圧配置が長続きしなくなる。ひと頃よりも日差しの強さが増してきた。光の春の到来である。 ところで、このところ食品価格が値上がりしている...
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第265話 養豚場(3)

畜産業、とりわけ日本のそれは根深い問題をいくつもかかえている。例えば、人間が食べる穀類との競合、石油依存、そして畜産農家の犠牲は深刻な問題である。 まず、単純な質問から話を始めたい。それは「豚は何を食べるのか?」という問いである。たぶ...
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第262話 いのちをつなげる

大人の体は、約60兆個の細胞からなっているという。体に共生している微生物も含めれば、その何倍もの生き物の集合体が一人の人間と考えることもできる。一人の人間の体そのものが一つの銀河系のようなものである。 もとより動物は、植物のように無機...
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第258話 ホウレン草

今年の秋は暖かい日が続いてきました。それが先週の木曜日には、夜来の冷たい雨が朝から雪に変わり、5cm以上も積もりました。収穫まっ最中の春菊はほぼ全滅。寒さに強いホウレン草までもが部分的に腐ってしまいました。気象庁の長...