文明・歴史

百姓雑話

第419話 だれが日本を養うのか?

ヨーロッパ諸国は、深刻な食糧危機と二度の世界大戦を経験し、欧州経済共同体(EEC)を1958年に設立した。その目的の一つが食料増産だった。その努力もあって、ヨーロッパ諸国は食料自給率を向上させてきた。フランスにいたっては自給率が100%をこ...
百姓雑話

第418話 繁栄と悲劇の種ーー食料

「後進の就農者に私の経験が少しは役に立つかもしれない」という思いと、自分の農業人生を締めくくる意味も含めて、【農の道標】という本を書き始めました。その冒頭の部分から一部の原稿をこれから投稿します。――――――――――――――――――人類は、...
百姓雑話

第393話 科学技術の奴隷

私は、根っからの理工系人間で、ずっと科学技術の信奉者でした。しかし、数年前から科学技術に疑念を抱き始め、今ではほとんどの人々が科学技術の奴隷と化しつつあると思えてなりません。肉体的にも精神的にも、です。農業という「地に足をつけた」仕事をして...
百姓雑話

第361話 農耕は人類を幸せにしたのか

1955年、 文化人類学の古典ともいえる著書「悲しき熱帯」がフランスで刊行されました。文化人類学者レヴィ=ストロースが1930年代にブラジルの少数民族を訪ねた旅の記録をまとめた紀行文で、ヨーロッパ文明への批判が根底にあり、世界的に注目された...
百姓雑話

第354話 人類の悲劇の原因は何か

ベトナム戦争からカンボジア内戦、そして大量のカンボジア難民の流出とつづく歴史を描いた「The Killing Fields」。1984年の映画です。この映画には、いろいろな教訓と人間の本質が描かれていると思いますが、ここで述べようとしている...