百姓雑話

第418話 繁栄と悲劇の種ーー食料

「後進の就農者に私の経験が少しは役に立つかもしれない」という思いと、自分の農業人生を締めくくる意味も含めて、【農の道標】という本を書き始めました。その冒頭の部分から一部の原稿をこれから投稿します。――――――――――――――――――人類は、...
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第406話 農業の衰退を止められるか(1)

昨年から急に米の値段が上がり始めた。生産量の減少にくわえ、中間卸業者や米を使う外食産業、さらには消費者の買いだめが原因らしい。米不足の危機感は石油ショックの時のトイレットペーパーの比ではない。今から40年前の1985年、ソマリアの難民キャン...
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第403話 ニッポン飢餓時代の到来

40年ほど前、私はアフリカのソマリアにあった難民キャンプで難民への支援活動に携った。その時、「日本もいずれ満足に食料を買えない時代が来る」と直感した。GDPがアメリカに迫り日本中がバブル経済に浮かれていたが、いずれバブルがはじけ経済力が衰退...
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第399話 二番穂が語りかけていること

「二番穂」という稲の穂があります。学術的には「再生稲」と言われ、稲刈り後に地中に残った株から再び芽を出し実った穂のことです。下の写真は11月中旬に撮ったものですが、立派に実っています。この二枚の写真から、あなたは何を感じとられますか。まず私...
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第385話 日本人の食の転換点

やっと酷暑がおさまった。8月も9月も観測史上もっとも暑かったらしい。当地では、酷暑にくわえ異常な雨不足で、秋野菜が不作ぎみだ。それでも、米や夏野菜などは豊作で、全体的には「良くもなく悪くもなく」というところだろう。ところで、世間一般の食料品...