百姓雑話

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第273話 二者択一の弊害

年とともに、頭の回転が鈍くなり、新しいことをなかなか記憶できなくなってきた。これは仕方ないにしろ、記憶していたはずのことがなかなか思い出せないのは困ったものだ。「ほら、あれあれ」とか「えーと、何だっけ」などという間の抜けた言葉がつい口からこ...
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第272話 毒は毒をもって・・・・

何年かぶりに、先月の中旬インフルエンザの症状が現れた。寒さで体が冷えきったのが原因らしい。帰宅後すぐに風呂で体を十分温め早寝したために、翌日の午後からはいつものように働くことができた。私は免疫力が高いためか、発病しても少し休んでいれば、速や...
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第271話 激変への適応

ピーマンの種が芽を出し始めた。写真のように、すでに子葉を開いたものもあれば、まだ芽を出していないものもある。ピーマンは夏野菜のため、低温で発芽させると、このように発芽が揃わない。種に含まれている栄養量が違うのか、種の代謝速度が異なるためなの...
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第270話 輝かしい・・・・・

冬至の頃から比べれば、このところ太陽の輝きがかなり増してきた。陽だまりにたたずめば、もう春を十分に感じられる。畑では、越冬した野菜たちがチラホラ咲き始めた。野菜を露地栽培する者にとっては、これから3月下旬までは気が抜けない。大雪の心配がある...
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第269話 オオイヌノフグリ

春の訪れを感じさせる野の花として「オオイヌノフグリ」があります。なんと1月中旬に草むしりをしている時、写真のように「オオイヌノフグリ」の花を見つけました。毎年3月にこの花を見つけると春だなーと嬉しくなるのですが、こんなに早く咲いているのは驚...