百姓雑話 第153話 晩秋のカマキリ カマキリは戦士である。ある程度大きくなると、鳥以外に敵はいなくなる。巨大な人間が近づいても、こちらを鋭い眼光で凝視し、たやすく逃げたりしない。つかもうとすると、その大きな鎌で攻撃してくる。指をはさまれると、かなり痛い。カマキリは益虫である。... 2014.11.23 百姓雑話
百姓雑話 第152話 好きな野菜、嫌いな野菜 食べるのが好きとか嫌いとかではなく、栽培するのが好きか嫌いかという話しである。栽培する野菜の種類を増やすつもり人や新規就農者の参考になれば、幸いである。私は、販売と自給の都合で、旬の野菜を切れ目なく、年間40種類ほど栽培している。農業が性に... 2014.11.16 百姓雑話
百姓雑話 第151話 大器晩成 とても野菜がおいしい季節になった。私は、枝豆とブロッコリーとさつま芋が特に好きで、これらは毎日、そして一年中食べたい。6月中旬から採れていた枝豆が10月上旬に終わると、ちょうどブロッコリーとさつま芋の季節が来る。今年もさつま芋は、朝から晩ま... 2014.11.09 百姓雑話
百姓雑話 第150話 農業を楽しむ(1) 農業は儲からない。ひと儲けしようと始めても、後悔するだけである。そんな儲からない職業をあえて選ぶからには、何か別の価値を農業に見出さないと、長続きしない。例えば、食べてくれる人々が健康に暮らせることに喜びを見出すとか、耕作放棄地を引きうけ農... 2014.11.02 百姓雑話
百姓雑話 第149話 収穫 畑をわたる秋風がとても心地良い季節になった。陽だまりで飲む熱いミルク・ティーは全身をグッと活気づけてくれる。農場は今、作付けがほとんど終了し、草や病害虫の被害から開放され、本格的な実りの秋を迎えた。この時期になると、もう今年も終わりという気... 2014.10.26 百姓雑話