百姓雑話

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第122話 チャレンジとミス

人はなぜか失敗を何度も、何度も、何度も繰り返す。私も、還暦を過ぎ人生を振り返ると、失敗や過ちの連続であったことに気づかされる。そのほとんどを思い出せないほどである。それらに比べたら、成功体験など微々たるものである。かつて第96話の「失敗を繰...
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第121話 アリと指

7、8年前になろうか、北海道大学の長谷川英祐先生がNHKラジオでアリについて話された。とても示唆に富んだ研究に目から鱗が落ちたような気がした。リスナーの反響がとても多かったらしく、再放送された。アリも、人間と同じように、集団で暮している。「...
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第120話 早起きは三文の徳

彼岸も過ぎ、日の出がだいぶ早くなった。私どもでは、日の出に合わせて始業時刻を変えるため、今月からは6時30分に作業を始める。4月でも霜が降りることがあるので、太陽が昇っていても早朝はまだまだ寒い。ところで、勤労者の圧倒的多数がサラリーマンに...
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第119話 天気を読む

人は弱い。横着である。そして、自分がもっとも可愛い。だから、いつも言い訳を用意している。もっとも口にする言い訳は「時間がない」である。次は「お金がない」かもしれない。幼い子どもでさえ、親に叱られれば、「だって、・・・・・・」と言い訳をする。...
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第118話 機械化と農業

人類が築いてきた文明には、際立った特徴がいくつかある。まず文明は、争いや戦争を引き起こし、無数の戦死者を礎に発達してきた。これは学校での歴史教育の中で、嫌というほど教えられる。二つ目は、農耕の普及によって自然をとめどなく破壊してきた。文明の...