鴇田 三芳

百姓雑話

第324話 食の激変

今年は、6月中に梅雨が明け、台風が本州南岸を東から西へと逆走した。梅雨明け後から記録的な猛暑が続き、野菜の収穫量が減り価格が値上がりした。秋から冬にかけて不作による値上がりはよくあるが、夏にこんなことが起こるのは極めて珍しい。また当地では、...
百姓雑話

第323話 土地

昔から人類は土地をめぐる争いや戦争を何度もくり返してきた。現に今も、世界各地で領有権をめぐって戦争が続いている。日本もロシアとの間で北方領土を、韓国とは竹島を、中国とは尖閣諸島をめぐって争っている。交渉も虚しく、解決の目途が一向に立っていな...
百姓雑話

第322話 競争

前話「搾取からの解放」でも述べたように、農業で喰っていくのは容易ではない。とりわけ非農家の者が新規就農しようとすれば、ハードルがグンと高くなる。これを乗り越える手立ての一つは、できるだけ他の農家と競争しないことである。競争すれば、経済原理か...
百姓雑話

第321話 搾取からの解放

先日、NHKテレビを見ていたら、「人類は他者に物を与えることに喜びを感じる本能を持った生物である」と解説していた。か弱い人類が生存競争を生き抜いてこられた知恵なのだろう。まさに「情けは人のためならず」である。しかし、現実はどうだろうか。世界...
百姓雑話

第320話 蜘蛛(クモ)

皆生農園の農場にはクモがたくさんいる。特に春と秋には、餌となる小さな虫が豊富なためか、クモ嫌いの人が腰を抜かすほどウヨウヨいる。農薬を使っている農場では決して有りえない光景である。クモは、大きく分けて、2種類いる。巣を張って獲物を捕らえるも...