鴇田 三芳

百姓雑話

第194話 稲作

稲刈りが始まった。黄金色の稲穂が北寄りの涼しい風に揺れている。瑞穂の国を象徴するような光景である。幸いにも、今年は台風の被害がなかったので、おいしい良質米がきっと採れるだろう。ところで、農業は「装置産業」と言われることがある。今では、昔のよ...
百姓雑話

第193話 4つの資源(2)

このところ、中国の経済に急ブレーキがかかり始めた。そのため、石油をはじめとする、鉱物資源の価格が下落し続けている。今後、数年前のように石油が再び値上がりするかと言えば、それは多分ありえない。なぜなら、急拡大してきた中国経済は、あまりにも投資...
百姓雑話

第192話 4つの資源(1)

「日本は資源が豊かですか」と日本人に問えば、大多数の人々が、石油やガス、石炭や金属などの鉱物資源をイメージし、「乏しい。日本は資源小国です」と答えるに違いない。確かに、私たちの生活や産業活動を根本から支えているエネルギーは石油やガスから作ら...
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第191話 マニュアル化の功罪

毎日、退屈しない。いや、「退屈させてくれない」というのが適切だろう。栽培する野菜の種類が多いため、実にいろいろな作業があり、さらに、天気の変化にあわせて予定の作業を変更することもあれば、予期せぬことへの対応に追われることもある。こんな日々を...
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第190話 我が身を守る

昨日は立秋であった。昔から「梅雨明け十日」と言って、梅雨明け後の10日間くらいは厳しい暑さが続くものの、立秋の頃からは秋の気配が感じられる。その暦どおり、一昨日までは南寄りの熱風が吹いていたが、昨日からは北東寄りの涼しい風に変わった。体がと...