百姓雑話 第115話 自由と代償 農民でない人が農業を始める動機はいろいろある。その中でも、代表的な動機の一つが「農業は、自分のやりたいように、自由にやれる職業だから」というものである。組織や上司の監督下で働くサラリーマンと比べれば、確かに自由度は高い。自己責任において、何... 2014.03.02 百姓雑話
百姓雑話 第114話 災い転じて福と成す 今月8日、何十年ぶりかの大雪になり、農場周辺では40cm以上も積もった。写真のように、70cmくらいの高さがあるビニール・トンネルがほとんど埋もれてしまった。温暖化のためか、あるいは寒冷化のためか、根本的な原因はわからないが、人間も野生の生... 2014.02.23 百姓雑話
百姓雑話 第113話 対面販売から見えてくること かれこれ10年近く野菜を対面販売してきた。自分自身で販売すると、いろいろなことがわかる。とりわけ、お客様の希望や嗜好が生々しく伝わってくる。消費者心理として安く新鮮なものを買いたいという希望はもちろんのこと、できるだけ甘いもの、生で食べられ... 2014.02.16 百姓雑話
百姓雑話 第112話 動脈産業と静脈産業 つい最近、こぎれいな服装の若い女性が廃品回収している光景を目にした。初めてである。鉄くずや壊れた機械などを回収する廃品回収業者といえば、中高年の男性と相場が決まっていた。もし若い女性がこの業界にも進出してきたのであれば、とても好ましいことで... 2014.02.09 百姓雑話
百姓雑話 第111話 農家は何を売るのか? 「農家は何を売るのか?」と問えば、「農産物を売るのに決まってるじゃないか」と言われてしまいそうである。確かに、もっとも妥当な答えである。しかし、もしプロの農家がこのような返答にとどまるようであれば、何か物足りなさを感じてしまうのは私だけだろ... 2014.02.02 百姓雑話