百姓雑話 第305話 横暴な臓器 私の国民健康保険証の裏には、臓器提供の可否を記入する欄がある。火葬場でただ燃やされるだけでは、臓器異常で苦しんでいる人たちに申し訳ないので、提供欄のすべてに丸をつけている。たくさんの人たちに助けられ、どうにか大病せずに生きてこられた感謝のつ... 2017.10.22 百姓雑話
百姓雑話 第304話 災害立国 今年は台風被害が今のところ1回で済んでいる。それも、事前に対策をとっていたので暴風被害は比較的軽微で、運の良い年である。9月からの天候の推移も穏やかで、秋冬野菜が順調に育っている。だからと言って、まだまだ安心できない。例年なら彼岸ごろに満開... 2017.10.15 百姓雑話
百姓雑話 第303話 お節介 つい最近、なりたくもなかった高齢者になってしまいました。そのせいか、ついついお節介心が言動に出てしまいます。高齢者のお節介は、長い人生経験がそうさせるので、根底に善意があります。それに免じて、私のお節介を一読いただければ、幸いです。私は、四... 2017.10.08 百姓雑話
百姓雑話 第302話 若者に未来を託す 戦後の右肩上がりの時代を生きてきた者に比べ、現代の若者たちをとりまく社会環境はかなり厳しい。その未来もなお厳しい状況が待ち構えていると予想される。すでにヨーロッパの国々では、ドイツを除けば、ほとんどの国で若者たちを中心に失業者が溢れ、韓国や... 2017.10.01 百姓雑話
百姓雑話 第301話 修理 「トキタさーん、このポンコツ車、もう廃車にしたら。みっともないよ」と、近所のA氏に言われることがある。A氏は、私が農地を入手する際に、親身になってお世話してくださった元農業委員で、現在は市会議員をなさっておられる方である。もちろん、農家とし... 2017.09.24 百姓雑話