百姓雑話

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第72話 農村事情(2)

昔、クレージー・キャッツというコメディアン・バンドが一世を風靡した。その代表的なヒット曲に、故・植木等氏が歌った「スーダラ節」がある。その一節に「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」という有名なフレーズがある。しかし、非正規労働者が労働者...
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第71話 農村事情(1)

世間では、ゴールデン・ウィークである。多くの人々が長い連休を楽しむ時期だが、この付近の人々はとても忙しく働く。ゴールデン・ウィークを利用して、日頃は農作業をしていない兼業農家も田植えに励むからである。米作りは、機械化されているので、連休を使...
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第70話 苺(いちご)

無農薬栽培の露地苺が実った。胸がつまるくらい、おいしい。私がなぜ苺の無農薬栽培にチャレンジしたかと言えば、ビタミンCがとても豊富に含まれ、おいしく、手軽に食べられるからだ。妻も私も大好きだ。しかし、現実は甘くない。病害虫に対する農薬以外の対...
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第69話 七つの力

先月、農業をしたいという若者が2回訪ねてきた。30代前半の独身男性と30代後半の女性である。その女性の夫も就農に関心があり、今までは小さな家庭菜園を楽しんできたという。ところで、非農家出身の新規就農者には7つの力が必要であると私は思っている...
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第68話 未来に何を残せるのか

ピカピカのランドセルを背負った子どもらがスクール・バスに乗り込んでいく。皆生農園のある地区にはかつて分校があったが、少子化と転出の影響で、小学生は本校までバスで通学している。楽しそうにバスに乗り込む子らを見ていると、片道30分もかかる道のり...