栽培

百姓雑話

第85話 耕すことの功罪

昔は人力あるいは家畜の力を借りて、人は農地を営々と耕してきた。「農耕民族」とか、「人類は、農耕を始めたことにより、高度な文明を築いた。」などと言われるように、農業と耕すことは一体に語られる。今この辺の多くの畑でも、何も植えられず、きれいに耕...
百姓雑話

第81話 毒を喰う

ハウス栽培であれば雨の影響を受けないのだが、露地栽培はお天気次第である。雨でぬかるんだ泥に足をとられ、カッパの中を汗が流れ落ちる。収穫した野菜は泥で汚れ洗わなければならなくなる。そんな辛い作業の最中に、「こんな雨がエチオピアのアビシニア高原...
百姓雑話

第79話 余計なお節介

私は発酵食品をよく食べる。ヨーグルトは毎食、納豆は昼食時に毎日欠かさず食べている。だから、胃腸の調子がとても良い。ところで、納豆を食べる時、「まったく余計なお節介だな」とたびたび思う。例の小さなパック詰めの醤油とマスタードである。特にマスタ...
百姓雑話

第75話 害虫対策(2)

世界で温暖化が心配されているにもかかわらず、今年の冬は本当に寒かった。そのためか、春先から害虫がかなり少ない。害虫を食べる天敵も非常に少ない。例年であれば、彼岸頃にはモンシロ蝶が飛び始めるのだが、現在まで数匹しか目撃していない。他の害虫も今...
百姓雑話

第74話 3回の誕生日

あえて言えば、人には3回、誕生日がある。成長するうえでの節目である。そして野菜にも、実を着けるまでに3回の誕生日、3回の節目がある。植物は、発芽条件が満たされると、種に蓄えられていた栄養を使って芽を出す。ほとんどの野菜はまず子葉を拡げる。左...