百姓雑話 第68話 未来に何を残せるのか ピカピカのランドセルを背負った子どもらがスクール・バスに乗り込んでいく。皆生農園のある地区にはかつて分校があったが、少子化と転出の影響で、小学生は本校までバスで通学している。楽しそうにバスに乗り込む子らを見ていると、片道30分もかかる道のり... 2013.04.07 百姓雑話
百姓雑話 第65話 「安全」が「危険」を生む 「良い子のみなさん、もう家に帰る時間ですよ。・・・・・」。夕方になると、市役所の防災行政無線が鳴り響いていた。数年前から内容が変わったが、こんな放送が長年続けられてきた。へそ曲がりの私は、「早く家に帰る子は良い子で、なかなか家に帰らない子は... 2013.03.17 百姓雑話
百姓雑話 第64話 便利さの代償 本当に便利な世の中である。キーをポンポンとたたけば、いろいろな事が瞬時にできてしまう。今やその便利さが生活や仕事の現場を劇的に変えつつある。農業の世界も同じである。パソコンやスマホを操作するだけで、遠く離れたハウスの中の野菜に農薬をまいたり... 2013.03.10 百姓雑話
百姓雑話 第58話 組織を生き生きとつなげる(2) 組織を若く生き生きと保ち、その構成員や社会にとって有意義な存在であり続けさせるのは、実に至難の業である。それでも、組織を苦労して産んだ者は、人の性かもしれないが、ほぼ例外なく長生きさせたいと切望する。ではどうしたら良いのだろうか。まず、既に... 2013.02.03 百姓雑話
百姓雑話 第57話 組織を生き生きとつなげる(1) 組織も生き物である。生まれ、成長し、成熟し、いずれは消滅する。それが宿命である。そんな組織を、できるだけ生き生きと保ち、その構成員や社会にとって有意義な存在であり続けさせるには、どんな形態でどう運営したら良いのだろうか。人が2人以上集まれば... 2013.01.27 百姓雑話