社会・政治

百姓雑話

第81話 毒を喰う

ハウス栽培であれば雨の影響を受けないのだが、露地栽培はお天気次第である。雨でぬかるんだ泥に足をとられ、カッパの中を汗が流れ落ちる。収穫した野菜は泥で汚れ洗わなければならなくなる。そんな辛い作業の最中に、「こんな雨がエチオピアのアビシニア高原...
百姓雑話

第77話 資本主義の衰退(1)

人それぞれに主義・主張があり、世に○○主義というものが溢れている。数ある主義の中でも、身近な主義の最大公約数を挙げると、自由主義、個人主義、民主主義、資本主義、共産主義などがある。かつては帝国主義なども幅を利かせていた。近年ではグローバリズ...
百姓雑話

第68話 未来に何を残せるのか

ピカピカのランドセルを背負った子どもらがスクール・バスに乗り込んでいく。皆生農園のある地区にはかつて分校があったが、少子化と転出の影響で、小学生は本校までバスで通学している。楽しそうにバスに乗り込む子らを見ていると、片道30分もかかる道のり...
百姓雑話

第65話 「安全」が「危険」を生む

「良い子のみなさん、もう家に帰る時間ですよ。・・・・・」。夕方になると、市役所の防災行政無線が鳴り響いていた。数年前から内容が変わったが、こんな放送が長年続けられてきた。へそ曲がりの私は、「早く家に帰る子は良い子で、なかなか家に帰らない子は...
百姓雑話

第64話 便利さの代償

本当に便利な世の中である。キーをポンポンとたたけば、いろいろな事が瞬時にできてしまう。今やその便利さが生活や仕事の現場を劇的に変えつつある。農業の世界も同じである。パソコンやスマホを操作するだけで、遠く離れたハウスの中の野菜に農薬をまいたり...