百姓雑話 第64話 便利さの代償 本当に便利な世の中である。キーをポンポンとたたけば、いろいろな事が瞬時にできてしまう。今やその便利さが生活や仕事の現場を劇的に変えつつある。 農業の世界も同じである。パソコンやスマホを操作するだけで、遠く離れたハウスの中の野菜に農薬をまいた... 2013.03.10 百姓雑話
百姓雑話 第58話 組織を生き生きとつなげる(2) 組織を若く生き生きと保ち、その構成員や社会にとって有意義な存在であり続けさせるのは、実に至難の業である。それでも、組織を苦労して産んだ者は、人の性かもしれないが、ほぼ例外なく長生きさせたいと切望する。 ではどうしたら良いのだろうか。 まず、... 2013.02.03 百姓雑話
百姓雑話 第57話 組織を生き生きとつなげる(1) 組織も生き物である。生まれ、成長し、成熟し、いずれは消滅する。それが宿命である。そんな組織を、できるだけ生き生きと保ち、その構成員や社会にとって有意義な存在であり続けさせるには、どんな形態でどう運営したら良いのだろうか。 人が2人以上集まれ... 2013.01.27 百姓雑話
百姓雑話 第55話 余裕と無駄 この時期は、ほぼ一日中、農地が凍りつき、作付けはほとんどできない。農場での作業は主に収穫と荷作りである。早々と家に帰れば、毎年恒例の決算事務が待っている。それでも、ハウス栽培をしていないので、余裕が生まれる。これをどう使うかが重要になる。 ... 2013.01.13 百姓雑話
百姓雑話 第51話 iPS細胞の人類史的功罪 iPS細胞は、不治の病に苦しむ多くの患者を救う可能性があるという。山中伸弥教授がノーベル賞をスピード受賞したのも当然である。従来から行なわれてきた他人の臓器や組織を移植するのとは、根本的に違う生命感と技術を内包しているからである。 しかし、... 2012.12.16 百姓雑話