栽培

百姓雑話

第271話 激変への適応

ピーマンの種が芽を出し始めた。写真のように、すでに子葉を開いたものもあれば、まだ芽を出していないものもある。ピーマンは夏野菜のため、低温で発芽させると、このように発芽が揃わない。種に含まれている栄養量が違うのか、種の代謝速度が異なるためなの...
百姓雑話

第270話 輝かしい・・・・・

冬至の頃から比べれば、このところ太陽の輝きがかなり増してきた。陽だまりにたたずめば、もう春を十分に感じられる。畑では、越冬した野菜たちがチラホラ咲き始めた。野菜を露地栽培する者にとっては、これから3月下旬までは気が抜けない。大雪の心配がある...
百姓雑話

第269話 オオイヌノフグリ

春の訪れを感じさせる野の花として「オオイヌノフグリ」があります。なんと1月中旬に草むしりをしている時、写真のように「オオイヌノフグリ」の花を見つけました。毎年3月にこの花を見つけると春だなーと嬉しくなるのですが、こんなに早く咲いているのは驚...
百姓雑話

第253話 里芋の季節

10月も下旬になると、畑を吹き抜ける風がかなり冷たく感じられます。体を冷やす夏野菜に代わって、体を芯から暖めてくれる根菜の煮物が食べたくなる季節が来ました。そこで、里芋の出番です。里芋は3月から4月末頃までに卵大の芋を植えます。その種芋の真...
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第227話 作物と土壌のpHについて(2)-生体膜-

前回は作物とpHの関係について、なぜ種類によって適正pHが違うのかということについて考えました。種類による適正pHの違いは生まれ故郷の違いであるということでした。これは答えになっているような、いないような、しっくりこないところがあり、もう少...