生き方

百姓雑話

第247話 美田を残さず

先月下旬から当地では雨の日が多くなっています。予報では、今日から1週間ほど秋雨前線が本州南岸に停滞し、しとしと雨が続きそうです。そんな中でも稲穂が黄金色に輝き、今週は稲刈りが最盛期を迎えそうです。私の実家は大規模に稲作をしていました。子ども...
百姓雑話

第230話 死は怖いものなのか?

恐らく、私も含め多くの人にとって死はとても怖いことであると思います。普段我々が考えている死というのは、病気等でだんだん体が衰弱し、心臓が停止、2度と自分というものを意識できなくなる状態になること、という感じではないかと思います。そもそも私が...
百姓雑話

第207話 ためる

今から35年ほど前、電子部品を製造する会社で5年間ほど働いていたことがある。週休2日であったが、入社2年目から特定の仕事を任された関係で残業と休日出勤が常態化し、基本給は安くても手取りの給料は悪くなかった。事業所が田園地帯にあり敷地内の寮に...
百姓雑話

第190話 我が身を守る

昨日は立秋であった。昔から「梅雨明け十日」と言って、梅雨明け後の10日間くらいは厳しい暑さが続くものの、立秋の頃からは秋の気配が感じられる。その暦どおり、一昨日までは南寄りの熱風が吹いていたが、昨日からは北東寄りの涼しい風に変わった。体がと...
百姓雑話

第157話 ボランティア

早朝、農場にむかう途中で道路を掃除している男性をよく見かける。年の頃は60代半ばであろう。写真のように、側溝などにたまった泥や草などをピカピカのプリウスの後部に積んでいく。話しかけても何も語らず、写真もやっと取らせてもらった。報酬も名誉も何...