生き方

百姓雑話

第190話 我が身を守る

昨日は立秋であった。昔から「梅雨明け十日」と言って、梅雨明け後の10日間くらいは厳しい暑さが続くものの、立秋の頃からは秋の気配が感じられる。その暦どおり、一昨日までは南寄りの熱風が吹いていたが、昨日からは北東寄りの涼しい風に変わった。体がと...
百姓雑話

第157話 ボランティア

早朝、農場にむかう途中で道路を掃除している男性をよく見かける。年の頃は60代半ばであろう。写真のように、側溝などにたまった泥や草などをピカピカのプリウスの後部に積んでいく。話しかけても何も語らず、写真もやっと取らせてもらった。報酬も名誉も何...
百姓雑話

第107話 未知との遭遇

毎日仕事に没頭している関係で、過ぎ去った日々を思い返したり、将来へ道筋をじっくり見定めたりする余裕がなかなか取れないが、まとまった休みが取れる年末年始は別である。うつらうつら朝寝坊をしながら振り返ると、去年もたくさんの初体験があった。新たな...
百姓雑話

第105話 四配

「四配」は私の造語で、いつもこれを心にとめて営農してきた。一つ目の「配」は「目を配る」ことである。農薬を使わない農法では、とにかく観察が決め手である。日々、作物などに目配りし的確に状態を把握する。それを怠ると、害虫の餌食になり、病気に冒され...
百姓雑話

第104話 パパラギ

31歳の時、ある方から「パパラギ」という本を頂き、引き込まれるように一気に読んだ。サモアの酋長が、白人を「パパラギ」と呼び、訪問した宗主国のドイツと自国のサモアの社会や生活を比較し、彼の理想的な生き方を語っている。いわば文化人類学的な本であ...