農業の現実

百姓雑話

第322話 競争

前話「搾取からの解放」でも述べたように、農業で喰っていくのは容易ではない。とりわけ非農家の者が新規就農しようとすれば、ハードルがグンと高くなる。これを乗り越える手立ての一つは、できるだけ他の農家と競争しないことである。競争すれば、経済原理か...
百姓雑話

第321話 搾取からの解放

先日、NHKテレビを見ていたら、「人類は他者に物を与えることに喜びを感じる本能を持った生物である」と解説していた。か弱い人類が生存競争を生き抜いてこられた知恵なのだろう。まさに「情けは人のためならず」である。しかし、現実はどうだろうか。世界...
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第318話 激変の真っただ中

日々必要となる食料品から耐久消費財にいたるまで、物の生産から消費にいたるシステムが激変の真っただ中にある。そして、アマゾンがその先頭を走っている。「流通革命」と言えそうな激変である。個人使用の車もいずれは、ディーラーのショウルームで購入する...
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第307話 農業を楽しむ(2)

「農業が性に合っている」とか、「農作業が好きだ」という農民は非常に多いと思われる。でなければ、肉体的にきつく天候に振り回され、その挙句、さして儲かりもしない、そんな職業など続けられない。だが一体、「生業としての農業が楽しい」と思っている農民...
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第298話 貧乏暇なし

昔も今も、農民は「貧乏暇なし」の象徴的存在である。小規模で零細な自営業者も大方はそうであろう。これからの1か月は、胡瓜やトマトなどの夏野菜の出荷がほとんど終わり、秋野菜もまだまだ収穫できない。いわゆる「端境期(はざかいき)」である。当然、収...