農業の現実

百姓雑話

第291話 長い闘い

連日連夜、とにかく暑い。今年もまた過酷な季節がめぐってきた。関東地方では梅雨らしい天気がほとんどないまま、今月はじめから真夏のような日々が続いている。そのため、野菜に病気が発生しない反面、アブラ虫にトコトン悩まされている。殺虫剤をていねいに...
百姓雑話

第289話 農民 vs コンピューター

農民は太古の昔から、権力や武力、金力を握る者、そして、その配下にある者たちから抑圧され、虐げられ、搾取されてきた。太平洋戦争後は、身分と給与などが保証された給与所得者もそれに加わった。それは今でも、合法的に続いている。ところで、先週の日曜夜...
百姓雑話

第278話 愚公移山

農作業には何種類もの作業がある。ざっと数えただけでも、七つや八つはある。それらの作業を大きく分ければ、栽培、収穫荷造りの2種類になる。どちらの作業も、はた目には簡単そうに見えるが、実際にやってみると初心者にはかなり難しい。体と頭を総動員して...
百姓雑話

第277話 サラリーマン時代の終焉(1)

世間ではピカピカのサラリーマンが働き始めている。彼らの一体どれほどがサラリーマンとして生き残れるのだろうか。すでにサラリーマンの1/3は、正社員ではなく、身分が不安定で給与が低く抑えられている。これらの人々は、「雇用され給与をもらう」という...
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第275話 徹底する

霞を喰っている仙人か万物を悟った聖人でもない限り、人は誰でも何らかのこだわりを持って生きている。そして、こだわりは、欲望と知識と体験に裏打ちされた、一つの重要な自己表現であり、各人のアイデンティティーと見ることができる。人類は高度な知能を持...