百姓雑話

第35話 食の旬、収穫の旬

「大根、ないんですか?」 数日前、ある店舗の地場野菜コーナーに研修生T君が野菜を並べている時、初老のご婦人から声をかけられた。どうせ買うなら地場産のものが良いと思って来られたのだろうが、この地方では真夏に大根は採れない。その方の気持ちは十分...
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第31話 誰にでもできる3つの平和貢献(2)

9億2500万人。この数字をごぞんじだろうか。2010年、国連機関のWFPが公表した世界の飢餓人口である。人類の1割以上の人々が飢餓状態にあるという。その一方で、飽食のために太りすぎ、ダイエットに時間と費用と労力を惜しみなくついやす人々が非...
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第29話 「つるぼけ」と少子化と太平洋戦争(1)

これらには、根源的な類似性があると私は思っている。今回は「つるぼけ」と少子化について述べてみたい。農場では今、さつま芋の蔓が四方八方にのび、すでに地面を覆い隠している。この時期にこれほど繁茂しているのは肥料と水が十分に効いている証拠である。...
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第28話 甘い誘惑(2)

甘い物はすぐにエネルギーになるためであろうか、ほとんどの人はおいしいと感じる。昆虫はもとより、犬や猫でさえ同じように感じているようである。賢いカラスも大好きで、先週の月曜に、台風被害から立ち直りかけていた収穫直前の完熟トマトを大群がすべて食...
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第24話 小麦粉まじりの砂

日本は豊かである。本当に住みよい国である。この国に、この時代に暮らせたことは何よりの幸せである。世間では、日本は資源小国であると嘆く人が多い。とんでもない誤認識である。気候が穏やかで森林に恵まれ水に困らない我が国は資源大国である。電気、水道...