社会・政治

百姓雑話

第215話 転機

私は、自動車関連の会社で、おもに経理(製造原価計算、費用集計等)の仕事を長く担当してきました。30年以上の勤務のうち、半分以上は出向先での仕事でした。4年前に本社に戻りましたが、経理業務が大きく変わっていました。それは、いままで慣れ親しんで...
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第213話 発展の代償(1)

物心がついた昭和30年代は、私の故郷兵庫県飾磨郡(今は姫路市)でも戦後の貧しさが残る時代でした。ご飯は白米と麦が半々で、肉といえば筋の入ったクジラがほとんどです。おやつは庭先のカキやグミといった自然のおやつで、隣村の雑貨屋の甘いお菓子など数...
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第197話 面倒くさい

歳のせいもあってか、「面倒くさいなー」と思うことが増えてきた。だから、何のかんのと理屈をつけて、ついつい手抜きをする。もちろん、良い手抜きも必要な時があるものの、だいたい手抜きは悪い結果を招く。自分なりに反省し自戒もしていても、どうも改善で...
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第192話 4つの資源(1)

「日本は資源が豊かですか」と日本人に問えば、大多数の人々が、石油やガス、石炭や金属などの鉱物資源をイメージし、「乏しい。日本は資源小国です」と答えるに違いない。 確かに、私たちの生活や産業活動を根本から支えているエネルギーは石油やガスから作...
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第178話 新・・・・・

私はいまだに単純な携帯電話、いわゆる「ガラケイ」を使っている。iPoneの新製品が発売されるというニュースを聞いても、別世界の出来事のように思えてならない。買ったところで、使いこなすのが面倒で、宝の持ち腐れに終わるのは明らかである。 ところ...