百姓雑話 第67話 分散と集中 皆生農園では、通年で直売しているため、年間50種類ほどの野菜を作る。春は、葉菜のレタス、キャベツ、ほうれん草、小松菜、ルッコラ、ねぎ、ブロッコリーなどから始まり、根菜のジャガ芋、果菜のトマト、茄子、枝豆、きゅうり、いんげん、オクラ、さつま芋... 2013.03.31 百姓雑話
百姓雑話 第60話 頭寒足熱 この頃から、夏野菜の種を蒔き始める。トマト、ミニトマト、ピーマン、茄子、胡瓜、ズッキーニ、カボチャなどを次々に蒔いていく。一般的に、これら実のなる野菜は畑に直接種を蒔かない。育苗ハウスの中で育て、ある程度の大きさになった時点で畑に植える。こ... 2013.02.17 百姓雑話
百姓雑話 第40話 草との付き合い(2) 一般に農家は、手で草を取るとともに、除草剤、トラクターなどの機械類、ポリマルチなどを駆使して、どうにか草に負けないように努力してきた。しかし、農民の高齢化と離農者が後を絶たず、草に手こずる農家が多くなってきたように見受ける。実際、耕作放棄地... 2012.09.30 百姓雑話
百姓雑話 第39話 草との付き合い(1) 彼岸を過ぎ、長引いた残暑もやっと終わりつつある。この頃になると、夏草との闘いがほぼ終わり、「今年もどうにか乗り切れそうだ」と安堵する。 ところで、昔から農民は、草を忌み嫌い、「草にするのは1年、草取りは10年」とよく言った。「ひとたび草の種... 2012.09.23 百姓雑話
百姓雑話 第35話 食の旬、収穫の旬 「大根、ないんですか?」 数日前、ある店舗の地場野菜コーナーに研修生T君が野菜を並べている時、初老のご婦人から声をかけられた。どうせ買うなら地場産のものが良いと思って来られたのだろうが、この地方では真夏に大根は採れない。その方の気持ちは十分... 2012.08.26 百姓雑話