社会・政治

百姓雑話

第57話 組織を生き生きとつなげる(1)

組織も生き物である。生まれ、成長し、成熟し、いずれは消滅する。それが宿命である。そんな組織を、できるだけ生き生きと保ち、その構成員や社会にとって有意義な存在であり続けさせるには、どんな形態でどう運営したら良いのだろうか。 人が2人以上集まれ...
百姓雑話

第55話 余裕と無駄

この時期は、ほぼ一日中、農地が凍りつき、作付けはほとんどできない。農場での作業は主に収穫と荷作りである。早々と家に帰れば、毎年恒例の決算事務が待っている。それでも、ハウス栽培をしていないので、余裕が生まれる。これをどう使うかが重要になる。 ...
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第51話 iPS細胞の人類史的功罪

iPS細胞は、不治の病に苦しむ多くの患者を救う可能性があるという。山中伸弥教授がノーベル賞をスピード受賞したのも当然である。従来から行なわれてきた他人の臓器や組織を移植するのとは、根本的に違う生命感と技術を内包しているからである。 しかし、...
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第50話 誰にでもできる3つの平和貢献(3)

いにしえより日本では、戦いに奇襲攻撃はつきものであった。いくどとなく奇襲攻撃が歴史を大きく変えてきた。桶狭間における織田信長のそれはテレビなどでもよく取り上げられる。しかし、国家間の戦争ともなると、事前に宣戦布告するのが近代戦の常識となって...
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第48話 血(3)

人口構成と経済の両面から、日本に老いが迫りつつある。人口構成では少子高齢化がもっとも深刻な問題かもしれない。経済面の問題はあまりにも多過ぎ、また私は経済学者でもないので、すべてをここでは述べられないが、特に気になるは国債や公債の債務残高と貧...