社会・政治

百姓雑話

第309話 失業と農業

アマゾンが無人のコンビニに進出するという。日本のコンビニ業界も同様に無人化を進めようとしている。産業革命以来の機械化の流れを背景とした、IoTと安価なICタグのなせる技だろう。また、ドライバー不足で運賃を値上げした運送業界も、自動運転を急速...
百姓雑話

第308話 幸福の反対側に

私は、就農する以前は、主に海外で援助活動をする民間団体(NGO:Non-Governmental Organization)で働いていた。開発途上国の抑圧されている人々や難民を支援する組織である。そこでの活動中に、ある種の使命感とともに、罪...
百姓雑話

第302話 若者に未来を託す

戦後の右肩上がりの時代を生きてきた者に比べ、現代の若者たちをとりまく社会環境はかなり厳しい。その未来もなお厳しい状況が待ち構えていると予想される。すでにヨーロッパの国々では、ドイツを除けば、ほとんどの国で若者たちを中心に失業者が溢れ、韓国や...
百姓雑話

第294話 もし、あの時に・・・・・・

私は東の空が明るくなると目を覚ます。それから起床するまでの30分ほどの間、うつらうつら瞑想しながら、布団の中でストレッチする。急に起き上がると足腰を傷めかねないからである。この30分ほどの時間は非常に貴重で、その日の作業の段取りを考えたり、...
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第273話 二者択一の弊害

年とともに、頭の回転が鈍くなり、新しいことをなかなか記憶できなくなってきた。これは仕方ないにしろ、記憶していたはずのことがなかなか思い出せないのは困ったものだ。「ほら、あれあれ」とか「えーと、何だっけ」などという間の抜けた言葉がつい口からこ...