社会・政治

百姓雑話

第225話 災害復興と農業

今年も3月11日を迎え、東日本大震災が発生した2011年から5年がたちました。あの日、私は東京にいましたが、3月13日に福島県二本松市に行き、翌々日の15日には仙台市に入りました。車もあまり走っていない仙台の街を見て、「静かだな」という印象...
百姓雑話

第219話 あの頃は・・・・・。

還暦を過ぎた頃から、「あの頃は・・・・・」とたびたび回顧するようになりました。昨年から農場で働いてくださっている方が私と同年代で生立ちと経歴が重なるために、なおのこと増えてきました。そんな時、記憶の奥に置き去りにしてきたイヤな過去も蘇ってき...
百姓雑話

第217話 ソーラーシェアリング事業

昨年秋より農園関係者と月1回の勉強会を開催しています。社会の問題に対して、その問題点とその解決策、我々にできる事について議論しています。 前回は戦争のない社会にするにはどうしたらよいか、自分たちに何ができるのだろうかという観点から議論しまし...
百姓雑話

第215話 転機

私は、自動車関連の会社で、おもに経理(製造原価計算、費用集計等)の仕事を長く担当してきました。30年以上の勤務のうち、半分以上は出向先での仕事でした。4年前に本社に戻りましたが、経理業務が大きく変わっていました。それは、いままで慣れ親しんで...
百姓雑話

第213話 発展の代償(1)

物心がついた昭和30年代は、私の故郷兵庫県飾磨郡(今は姫路市)でも戦後の貧しさが残る時代でした。ご飯は白米と麦が半々で、肉といえば筋の入ったクジラがほとんどです。おやつは庭先のカキやグミといった自然のおやつで、隣村の雑貨屋の甘いお菓子など数...